8/17(火)令和3年度「自殺のない社会づくり市区町村会」総会を開催しました

去る8/17(火)、令和3年度「自殺のない社会づくり市区町村会」総会を開催いたしました。
新型コロナウイルス感染症の影響も踏まえ慎重に検討を行った結果、昨年度に続き今年度の総会もオンライン形式での開催とさせていただきました。
なお今年度は、多くの自治体がオンラインでの会議等に慣れてきたことから、会員自治体に広くご参加いただけるよう、Zoomのウェビナー機能を利用したオンライン会議の形で開催しました。

 

◆◆「自殺のない社会づくり市区町村会」総会◆◆

当日は令和3年度(予定)の幹事・世話役計4自治体のほか、60を超える自治体ならびに、当会事務局を務めるNPO法人ライフリンクのスタッフ(5名)の出席がありました。自治体によっては担当者が複数名で参加されるところも多く見られました。

会の開催にあたり、令和2年度に続き幹事自治体を務める京丹後市の中山泰市長より、「コロナ禍が生活や心身など様々な面に大きな影響を及ぼしている。そうした中で令和2年は11年ぶりに年間の自殺者数が増加に転じるなど厳しい状況となった。市区町村会としても、いのち支える自殺対策推進センター(JSCP)をはじめとする関係者と連携をしながら、住民のいのちを守るという強い理念を皆で共有していくことで、生き心地のよい、いのちの尊ばれる、そんな社会づくりを進める上での一助となれれば」との挨拶がありました。

続いて、本会事務局を務めるライフリンク代表の清水より、昨今の自殺の状況について触れた上で、昨年より活動を本格的に行っているJSCPの役割と、それを踏まえた市区町村会としての今後の方向性や取組について話がありました。

その後は各議案の審議を行い、【別紙2】議案第1号_令和2年度事業報告、【別紙3】議案第2号_令和3年度事業計画案について、【別紙4】議案第3号_令和3年度幹事・世話役自治体の3議案とも、出席者全員より承認いただきました。

◆◆参考◆◆
議案審議後は、今後の本会の役割や活動の方向性として、実務面における連携体制の強化に向けた具体的な取組として、SNS相談事業における連携自治体についての説明を、事務局であるライフリンク副代表の根岸より行いました。その後休憩を挟んだ上で、昨今のコロナ禍における取組の現状や課題等につき、4つのグループに分かれて参加者同士で意見交換を行いました。